資格は集客ツールの一つ
○資格が欲しい理由
整体スクールの門を叩く人に、「何で整体を学びたいの?」と尋ねると。
- ○お金が比較的かからず
- ○手に職をつけたい
- ○資格がほしい
といった回答が多い。
会社に勤めてもいつ解雇されるか分からない時代だからかもしれません。
整体師を目指す方々なので当然ながら、「苦しんでいる人を楽にしてあげたい」「ありがとうと言ってもらいたい」「他人のために何かしたい」といった声も沢山ある。
「資格」と言った目に見えるものがあると「信頼」が得られやすいのは確か。
ちなみに、googleで「資格」と叩くと72,600,000件関連キーワードがヒットし
大手の資格専門サイトでは何と130講座が開講されている。
うたい文句も「手に職をつけ」「資格をとって」自分らしい生き方はじめませんか?と言った感じである。
おそらくこのページを見られているかたも今の生き方に何らかの疑問を持って読まれているのではないだろうか。
総務省発表では療術業では65,627の事業者数に167,635従業者数がいるそうだ。
当然この数字は減ったり増えたりしているが、日本人の715人に1人は整体やマッサージ、あん摩、柔道整復師、鍼灸師、関係者である。
街のあちこちに整体院・整骨院が目立つのは当然なのかもしれない。
ではその資格にはどんな物があるか。
○資格の種類
一言に資格と言っても、マッサージ・鍼灸の国家資格と整体など民間の資格に分けられます。
国家資格たとえば鍼灸と整体を学び資格をとり将来お店を開業したいと考える若いかたもいる。
国家資格取得、たとえばマッサージ師になるまでに400万円から500万円かかり、3年から4年学ぶ必要がある。(公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会発表)
試験内容は平成26年2月、晴眼者は宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、鹿児島県、視覚障害者は各都道府県で行われ
- ○医療概論(医学史を除く。)
- ○衛生学
- ○公衆衛生学
- ○関係法規
- ○解剖学
- ○生理学
- ○病理学概論
- ○臨床医学総論
- ○臨床医学各論
- ○リハビリテーション医学
- ○東洋医学概論
- ○経絡経穴概論
- ○あん摩マッサージ指圧理論及び東洋医学臨床論
が試験対象(厚生労働省発表)。
これに比べ、民間資格の整体師の資格を取得する場合、学校にもよるが、都内で開講している整体の資格を取得する場合。
おおよそ、150万円から多いところでは200万円で早ければ3か月以内に取得。
学べる内容は
- ○解剖学
- ○生理学
- ○病理学
- ○心理学
- ○栄養学
- ○操体法・ストレッチ
- ○接客
といったところが一般的。
時間とお金がかかるのが、国家資格、時間とお金をかけずに済むのが民間資格といったことが分かりる。
どちらを選ぶかの判断基準はさまざまだが、療術業に従事するかたの数をみると分かる通り、商売相手も多いのが実情。
つまり、資格さえあれば何でもできる「水戸黄門様の印籠」では無いのが実情である。
では、
○資格があるから食べていけるのか
それは、お客様の立場からみて「資格ってどうなの?」と言ったところでしょう。
「国家資格で3年から4年勉強するのだから確かな技術が身に付くはず」
と思うかもしれませんが、英語教育は中学・高校で6年も勉強してまともに話せる人何人いますか?
そんな人に開業後のこと聞いてみると「僕の技術で」とか、「口コミでひろげたい」「技術をい磨けばお客様はいずれ集まってくる」と口をそろえて言われる。
実際は異なるようで卒業生の方の声を聴いてみると技術以外の「接客」や「説明すること」がいかに大事か。
生徒さんの声にもあるように、長く続けられるにはマインドが非常にだと言うこと。
せっかくリラクゼーション関連で始めるのなら、一人でも多くのかたを楽にしてあげてほしい。。
sOKANSHA整体スクールでは常に願っています。