片頭痛
○片頭痛
脈を打つたびに痛みが走る「片頭痛」。時には吐き気をもよおし、通常の生活も困難な場合も。 この片頭痛の原因は「セロトニンと言いう血液を凝固させる物質が血管に紛れ込んだ場合、 血管を収縮させたうえ必要以上に膨張するため神経が引っ張られズキズキ痛む」というメカニズムが一般的。
患者は、男性より女性に多く男性の4倍とも言われ、 国内では840万人が発症していると言われています。片頭痛もちは脳梗塞にもなりやすいとのこと。 10代から20代で発症することが多い。
また、遺伝特に母親側から遺伝することが多いのが特徴的。前兆片頭痛が始まる前に視覚が狭まったり、 ぼやけたりした後、20分から30分後に激しい頭痛に襲われます。誘因としては「ストレス」「ホルモン」「食物」 があげられ、ストレスがたまる時は発症せず、解放されたときに発症したり、妊娠中はホルモンバランスがとれるので発症しなかったり、 飲食物では、チョコレート、ワイン、チーズ、柑橘類、ナッツがあげられています。
片頭痛発症時に効くツボとしては「足臨泣(あしりんきゅう)」が良いとされています。 中足骨間のごりごりしたツボを持続圧でゆっくり「こりこり」が無くなるまで押します。 これは両足行います。ツボ以外ですと肺兪・風門を風呂上りに力強くタオルで間風摩擦のように擦ります。 目安として肺兪の位置は胸椎3番・4番の外側。風門は胸椎2番・3番の外側を意識してください。