寝違え
○寝違え
一般的に、就寝中の無理な姿勢たとえば泥酔状態でソファーに寝てしまった場合など、 通常だと寝返りをうったりしながら自然な状態に戻そうとする動きが出来ない場合などに起こり、首の筋肉が収縮し、 血流が悪くなり首の動きが制限される場合を総称して言います。
ちなみに「寝違い」は医学用語ではありません。起床時に頸椎に痛みを伴い、一般的に1週間から2週間で炎症が治まり自然に治癒することが多い。 早期に改善する場合、身体を温め血流を良くすることが一番。
温めると聞いてすぐ思い浮かぶのは、お風呂ですが、東洋医学ではこの寝違い、 肝経と胆経のバランスが崩れ風邪菌が入り込むと考えられています。 つまりお風呂に入る場合は湯冷めに注意しないと逆効果になります。
お湯は湯でも、足湯で血液の循環を良くし、体を温めなおかつリラックスした状態で発汗し、 毒素を体外に排出することなどもおすすめです。また、カイロを肩甲骨の内側にはるなどすると血流が良くなり痛みが和らぎます。
ちなみに、ツボを利用する場合は「合谷」。 手の親指と人差し指の骨の付け根あたりでもっとも痛みの感じるところを痛みが和らぐまで数秒間押し続けることも 効果的とされています。どれでも自分の出来ること試し、早めのケアで快適な生活を送りましょう。