立ちくらみ
○立ちくらみ原因・症状・対応
「起立性低血圧」と呼ばれふと立ち上がった時・長湯の後などに目の前が暗くなるなど、フラついた経験1,2度はあるのではないでしょうか。
○立ちくらみ原因
- ○低血圧
- ○貧血(ヘモグロビンが欠如しているので血液検査で分かる)
- ○自立神経失調症
に大きく分かれる。
○症状
- 低血圧
- 座っている状態から急に立ち上がるとか、長時間の立仕事などで,クラクラするとか,目の前が真っ暗になるといった症状が出ることがある。
- 貧血
- 爪が割れやすく、スプーン状に真中がへこむ。舌のしびれ、物が飲み込みにくい、髪の毛が抜けやすくなるなど。
- 自律神経失調症
- 主だったものとして眩暈、冷や汗、体の一部が震える、脈が速くなる、血圧が激しく上下する、耳鳴り、吐き気、頭痛、微熱、過呼吸、生理不順などの身体的なものと、人間不信、情緒不安定、不安感、イライラ、抑鬱等の精神的な症状の中の一つとして"めまい"。
○めまいの対応
- 低血圧
- 血の血行が悪いために起こるので、血流を良くするイワシ・豚肉・牛肉・鶏肉に含まれるユビデカレノンを摂取すること。 運動をこまめにして血のめぐりを良くすること。股上げなど行うと良い。目安は心拍が120/分。 また、水(お茶は利尿作用があるので)を摂取することで代謝が良くなる。
- 貧血
- 血中のヘモグロビンが少ないために起こるため、造血する必要がある。 鉄・銅といったミネラルや葉酸などが役立つので,積極的に摂取すると改善されていくことが多い。 ビタミンCを一緒に摂取すると鉄の吸収率が高まる。
- 自律神経失調症
- ストレスが関係。仕事の頑張りすぎ,無理なダイエット,夜遅くまでのメールやゲームなどは自律神経の失調を招く恐れ。 ゴムと同じでいつまでも緊張し続けるのではなく、頑張ったら休むことを心掛けること。 また,適度な運動で体をほぐすことも,自律神経のバランスを整えるのに役立つ。これはと思ったときは早めに医師に相談することも必要。
○立ちくらみに効くツボ
脾兪:胸椎11番・12番棘突起間の外側起立筋中央、または百会や足三里、三陰交など。